やっぱり自分で意思決定できることは素晴らしい!
昨日の出来事ですが、いつも母親と娘でお買い物されるお客様。いつも娘がお買い物の主導権を握られ、9割方購入する商品を決め、最後に母親に「何が欲しいの?」と尋ねて1品、2品選ばれる(最終判断は娘が行うので、選んでも購入されないこともあります)といったパターンです。
いつもは決まった物しか選ばない母親でしたが、昨日は「納豆が食べたい」「焼豚が食べたい」と突然言われました。娘いわく、納豆も焼豚も今まで食べたことがないとのことでした。娘もその発言に驚いていた様子でした。実際母親は若干の判断能力低下が伺え、記憶力も低下されている様子でした。日常生活にも支障があるはずで、普段から仕事で忙しい娘もなかなか母親の話しを聞けていない状況なんだろうなと勝手に推測しておりました。普段一緒にいる親子でも当事者が何を考えているかは100%わからないですし、その本心を聞き出すことも難しいことが多いです(気を遣われる方は特に)。とくし丸のお買い物を通じてこのように新しい一面を見ることもできますし、本人の食べたい・したいを引き出せる、それが楽しみや生きがいに変わっていき、生活が充実できればやりがいある仕事だとその後車の中で考えておりました。
自分も先入観や固定観念にとらわれず、これからも一人一人のお客様に対して、常に新しい気持ちで関われたらと思います(おわり)。
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