開業までのその2

【初のとくし丸体験試乗】

4/28この日は初めてのとくし丸体験試乗でした。テレビや動画でとくし丸の販売イメージはついておりましたが、実物を見るのも積み込み作業や販売するところを見るのも初めてで、緊張しつつも楽しみでした。

まず驚いたのが、やはり積み込み商品数の多さで、表面には見えないところにもたくさん商品が積み込まれており、“なんでも屋さん”と印象を受けました。この日は土曜日で、訪問件数は平日に比べると少ないとのことで、ゆっくりとお客さんと話しをしたり、色々と観察できる時間がありました。自宅だけではなく、有料老人ホームなどにも訪問し、買い物をひとつのイベントとして、楽しみにされている高齢者さんも多くいらっしゃいました。買い物弱者ではありませんが、買い物を楽しんでもらえるというサービスを提供でき、笑顔になられて部屋に戻られる方が多かったです。僕はケアマネジャーをやっていたので、その視点から見ると、自己実現を達成し、自己効力感を得ている状態であることに気づきました。要するに自立支援型ケアマネジメントを推進していくにあたって、一つのツールになると思いました。買い物をきっかけに例えば自分で調理をしたい!や専門店に行って自分の目で見て商品を選んで買いたい!などの活動を拡大していき、新たなコミュニティへの参加なども増えると思いました。あるいは外出するきっかけや認知症利用者への見守り・安否確認なども介護保険制度外でできる社会資源があるということは、地域のケアマネジャーにとっては選択肢も広がり、利用者・家族も喜ばれることだと思いました。

話しは飛びましたが、そんなことを考えつつ販売のお手伝いもさせて頂いたりとあっという間に1日が終わったような感覚でした。介護にも通じるところで、お金を払っているお客さんから感謝される仕事っていうのは本当にやりがいのある仕事だと再認識できました。どうせ働くのであれば、感謝される方が良いし(笑)。

みやこ移動スーパー介護情報局

元ケアマネジャーが大阪市初の移動スーパーとくし丸についての最新情報や都島区の最新医療・介護情報などについて発信致します。

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