【とくし丸の見守り機能について】

コロナ襲来前と後での生活があまり変わっていないことに気付いた(元々呑みに行くことと仕事でしか外出してなかった😅)とくし丸の大庭です。

さて、今回はとくし丸の見守り機能について書いてみます。

とくし丸では毎週2回ないし週1回同じお客様にお会いします。
その為、何かお困りごとや様子の変化(転倒回数の増加、身だしなみの乱れ、認知機能の低下など)などに気づきやすいです。特に都市部では独居世帯の方も多く、見過ごされやすいことも多い為、こういった見守り機能を備えたスーパーは他にはないです。

また独居世帯での購入数や前回購入した物の把握も大体しているので、忘れて明らかな買い過ぎなどに対しては買い止めもしております。週2回訪問のところはそこまで買い溜めする必要がないので、毎回品物を自分の目で見てその場で選べるまたは欲しい物を持ってきてくれる(それぞれのお客様に合わせたセレクトショップのようなもの)ので、遠方でなかなか様子を見に行けない家族さんからは喜ばれます。

僕はケアマネジャーをやっていましたので、冷蔵庫にたくさん同じ物を買ってしまっている方を見たことがありました。しかも自分で買いに行ける能力がある為、なかなか防ぐことが難しかったです。
スーパー側から買い止めや必要な物を必要なだけ買って頂くという今までのスーパーの概念にはなかったものですが、確実にお客様との信頼関係を築くこともできますし、家族さんも安心できるという点でもこの見守り機能は重要と考えます。しかも、会員制でもなく年会費や契約などもいらない為、使い勝手がめちゃくちゃいいです。いつ、どこに止まっているかが分かる訪問マップは写真のQRコードをスマホのカメラ機能でかざすだけでマップに飛びます。またはFacebookページかTwitterのトップに固定しているリンクからも入れます。

またこんな話しも聞きます。
今年のGWに帰省できなかった人が多かった為、親の状態を確認できないことが多いという。その一つに認知症の進行があります。例年よりこの時期の相談件数が減っているそうです。このコロナ時代でも毎週お会いできるとくし丸は貴重な見守り機能となっております。
最近はお客様の中でも、転倒が増えてきたように思います。

ただ商品を供給するだけではなく、安否確認や状態変化の気付き、関係機関への連携などについては、前職の専門性を活用して他のとくし丸よりも優位性があると思っております。
最近では、体力低下の予防の為の自宅でできる体操メニューの提供(毎月更新予定)やマスク無料配布(約500枚)、熱中症予防の為の啓蒙や経口補水液を勧めたりさせて頂いております。
もっと地域に根付いて、必要なインフラ機能として邁進していきます。(おわり)

みやこ移動スーパー介護情報局

元ケアマネジャーが大阪市初の移動スーパーとくし丸についての最新情報や都島区の最新医療・介護情報などについて発信致します。

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