開業までのその4
【都島区社会福祉協議会と・関西スーパーとの打ち合わせ】
都島区社会福祉協議会さんが中野地域にて、買い物についてのアンケートを取られました。集計結果・今後の動きについて都島区社会福祉協議会さんと関西スーパーのKさんと打ち合わせを行いました。最初の販売エリアである中野地域を中心に社協さんがアンケートを集計して頂き、結論としては、スーパーがなく普段はコンビニなどを活用されている高齢者が多く、困っているという現状が分かりました。
今回のような開拓前の段階から社協さんと組んで進めていくスタンスというのは、とくし丸サイドも初めての試みで非常にワクワクした打ち合わせとなりました。また社協さんも一つの民間企業と組んで進めるということは今までなかったことで、時代の流れもあり、変わっていかないといけないという意識をお持ちで、心強いビジネスパートナーと仕事ができるということでおもしろいなぁと思いました。とくし丸の開拓作業は1軒1軒歩いて訪問するスタイルで、委託スーパーのとくし丸担当者と販売パートナーで回るのが通常ですが、今回は地域との信頼関係が築けている社協さんも同行して頂けるということを提案してもらいました。これはかなりのメリットがあり、スーパーの者など見知らぬ者が突然訪ねても、かなり警戒されますが、長年地域支援をされてきている社協さんからの紹介ということを言って回られるだけでも、警戒心は薄くなりスムーズに事業説明が行えるので、効率化と信頼性が短時間で獲得できるという点が挙げられます。
じゃー社協さんのメリットは?と言いますと、移動スーパーを継続していくと、お客さん同士の小さなコミュニティができます。昨今都市部では、独居世帯が多く、ご近所付き合いなども減少傾向となり、孤独死などが社会問題となっております。国としては、膨らんでいく医療費や介護費などの社会保障費用の削減を進めていく中で、地域包括ケアシステムという仕組みの導入を始めております(ここでは詳しく説明しませんので、各々で調べて下さい)。仕組みの一つに昔ながらのご近所付き合いを復活させて、互助作用を強くして、見守り支援ができるような地域作りをしていきましょうとうたっております。とくし丸をきっかけにご近所付き合いの再構築ができるようにしていくことで、社協さんの地域支援事業をサポートできるというメリットがあります。あとは時代に合わせたコミュニティ運営ができれば、安心・安全な地域作りが可能になるのではないでしょうか。そのお手伝いができることと、新たな社会資源の創出といった点で、社協さんに貢献できます。やはり今までなかったことや新しいことに取り組む時はワクワクして楽しみです。
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